先日、臨床心理士資格認定協会主催の事例研修に参加してきました。
研修の最後に30分ほど時間があり、日本臨床心理士資格認定協会専務理事 藤原氏より話がありました。
内容は以下です。
「地方臨床心理士会が『公認心理師会』と名称変更した場合、地方臨床心理士会の研修ポイントを2群としてカウントしないので、そのことを十分考えて、地方臨床心理士会は名称変更を考慮すること」、と言っていました。
ニュアンスとしては脅しに近い発言に感じられました。
参加していた私は、地方在住の既婚女性が子供を置いて研修に参加することの困難に加え、地元臨床心理士会の研修がポイントとして数えられないなら、今後臨床心理士資格を維持できません。
公認心理師ができた以上、臨床心理士資格認定協会は頭を下げてでも会員数の維持に努めると思ったのに、逆でした。
このやりかたで、認定協会が自らの首を絞めるのは必至。
地方から更新が難しい臨床心理士は消えていきますから、更新ポイントのとりやすい大都市でだけ生き残るのでしょうか。
地方在住の臨床心理士にとってますます困難な状況となります。