2017年10月18日に行われた中央保険医療協議会総会で、
「公認心理師心理師の診療報酬上の評価」が話題になりました。
この会議は、医療にかかったお金を払う厚生労働省と、お金をもらう病院側との、話し合いです。
病院側が主張したのは2点。
「公認心理師は業務独占ではなく、名称独占の資格であるので、施設基準で評価すべきでない」
「施設基準等で評価されると、奪い合いになる懸念がある。最初からではなく、充足した時期に診療報酬上で評価していくことが必要」
解説すると、「病棟などに公認心理師を配置することで加算する、というやりかたは今はしないでね、まだ公認心理師が少ないから。」と言う意味です。
これをすると公認心理師の「奪い合い」、つまり給与が上がるからやめてと言う意味です。
厚労省と病院側の話し合いにより、公認心理師が取れる保険点数が決まり、妥当な給与が決まっていきます。